当社が作成する資料は、「くるみ製本」と「中綴じ製本」の2種類がございます。

見開き製本とは?

「見開き製本」(あるいは「中綴じ製本」)とは、紙を両面印刷にしたうえで2つ折りにし、真ん中をホチキスで止める方式です。週刊誌やマンガ雑誌などによく見られる方式であり、比較的大きなサイズの資料を束ねるのに便利で、利用者の立場としてもページを開くのが便利ですが、通常のプリンタ用紙だと「見開き製本」できる枚数に限界があるという欠点(当社の場合は最大15枚=60ページ)、背表紙にタイトルを印刷することが難しいので、立てて保管しているときに探し辛いという欠点があります。

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くるみ製本とは?

一方、「くるみ製本」とは、市販の書籍と同様、複数の紙を「糊(メルト)」などで束ねる方式で、通常、厚紙でくるみます。市販書籍と同じような仕上がりが期待でき、また、編綴出来るページ数も多く、さらに「背表紙部分」に資料名称の印刷が可能であるため、立てて保管するのに便利です。ただし、市販書籍と同様、ページを開いたままにするのは若干難しいという短所があります。

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なお、当社から製本資料を送付する場合、資料のページ数が60ページを超えている場合には、「くるみ製本」を利用することが多い点につき、どうかご了承ください。