バーゼル銀行監督委員会(BCBS)は2016年1月14日、「マーケット・リスクの最低所要自己資本」(原題:Minimum capital requirements for market risk)を公表しました。
Minimum capital requirements for market risk
これは、BCBSが2012年以降公表してきた「トレーディング勘定の抜本的見直し」(原題:Fundamental review of the trading book)に関する一連の見直し作業の集大成ですが、リンク先の最終規則については
●迷走するIFRS9が廃止されるのかどうか
●金融商品会計基準上の「売買目的有価証券」、銀行経理上の「特定取引」「商品有価証券」勘定との関連
●マーケット・リスク相当額の計算が日本の金融機関に与える影響
といった論点とも関連して来ると想定されます。
当社では近いうちに、同文書に関連するサマリーを取りまとめて当ウェブサイト上で公表することも検討しておりますが、ご不明点等がある場合は当社お問い合わせ窓口までご連絡ください。